足の爪が剥がれた!病院に行かずに自分でできること、でもちょっと待って!

 

足の爪が剥がれてしまうと、見た目も痛々しいし、「病院に行かなきゃいけないのかな?」と不安になりますよね。でも、ちょっとした症状なら、ご自宅で対処できる場合もあります。今回は、足の爪が剥がれたときのセルフケアについて、そして「いや、やっぱり病院に行った方がいいかも…」という見極め方について、わかりやすくお話ししますね。

足の爪が剥がれたときの応急処置とセルフケア

まずは落ち着いて、次のステップで対処してみましょう。

  1. 清潔にすることが最優先!

    剥がれた爪の下は、雑菌が入りやすい状態です。まずは流水と石鹸で、優しく丁寧に洗い流しましょう。汚れが残っていると感染の原因になります。

  2. 止血と保護をしっかり!

    出血がある場合は、清潔なガーゼやティッシュでしっかりと圧迫して止血します。出血が止まったら、絆創膏やガーゼで傷口を保護しましょう。爪が完全に剥がれてしまっている場合でも、爪の根元にある「爪母(そうぼ)」という部分を保護することが大切です。

  3. 痛みがあるなら冷やしてみて

    ズキズキとした痛みがある場合は、冷たいタオルや保冷剤(直接肌に当てず、タオルなどで包んで)で患部を冷やすと痛みが和らぐことがあります。

  4. 無理に剥がさないで!

    中途半端に爪が残っている場合でも、無理に剥がしたり、引っ張ったりするのは絶対にやめましょう。さらに傷を悪化させる可能性があります。自然に剥がれるのを待つか、どうしても気になる場合は医療機関で処置してもらいましょう。

  5. 清潔を保ち、経過観察をしっかりと

    傷口は毎日清潔に保ち、絆創膏やガーゼをこまめに交換しましょう。新しい爪が生えてくるまでは時間がかかりますが、その間、感染症を起こさないように注意が必要です。

「これは病院に行った方がいいかも…」こんなサインを見逃さないで!

セルフケアで様子を見ても大丈夫な場合もありますが、以下のような症状が見られる場合は、迷わず医療機関を受診しましょう。

  • 激しい痛みがある場合:我慢できないほどの痛みがある場合は、骨折やその他の重篤な損傷が隠れている可能性があります。

  • 出血が止まらない、量が多い場合:止血を試みても出血が止まらない、または出血量が非常に多い場合は、血管を損傷している可能性があるので危険です。

  • 爪の根元が損傷している場合:爪の根元にある「爪母(そうぼ)」は、新しい爪を作る大切な部分です。ここが損傷すると、新しい爪がうまく生えてこなかったり、変形して生えてきたりする可能性があります。専門家に見てもらいましょう。

  • 化膿している兆候がある場合:赤み、腫れ、熱感、ズキズキとした痛み、膿が出ているなどの症状が見られる場合は、細菌感染を起こしている可能性が高いです。放置すると悪化する恐れがあります。

  • 糖尿病などの基礎疾患がある場合:持病をお持ちの方は、小さな傷でも重症化しやすいことがあります。自己判断せずに、必ず医師に相談してください。

  • 足の指の色がおかしい、しびれがある場合:血行不良や神経の損傷の可能性も考えられます。

  • 自分で処置するのが不安な場合:無理せず、専門家の力を借りましょう。

足の爪が剥がれたら何科に行けばいいの?

もし病院に行くことになったら、何科を受診すればいいのか迷いますよね。

基本的には、整形外科皮膚科を受診するのが適切です。

  • 整形外科: 爪の下の骨に異常がないか、衝撃による損傷がどの程度かなどを診てくれます。特に、ぶつけたり踏まれたりして爪が剥がれた場合は、整形外科が良いでしょう。

  • 皮膚科: 爪やその周辺の皮膚の状態、感染症の有無などを診てくれます。特に、爪の病気で剥がれてしまった場合や、化膿している場合は皮膚科が良いでしょう。

迷った場合は、まずは近くのクリニックに電話で症状を伝えて、どちらを受診すべきか尋ねてみるのが一番確実です。


足の爪が剥がれる原因って?

足の爪が剥がれる原因は、実はいくつかあります。ご自身のケースと照らし合わせてみてくださいね。

  • 外傷(一番多い原因!)

    • 重いものを落とした

    • どこかにぶつけた

    • ドアに挟んだ

    • サイズの合わない靴で長時間歩いた(特に登山やランニングなどで繰り返し衝撃が加わる場合)

  • 感染症

    • 爪白癬(つめはくせん):いわゆる水虫菌が爪に感染することで、爪が厚くなったり、変色したり、もろくなって剥がれたりすることがあります。

    • 細菌感染:傷口から細菌が入り込み、炎症を起こして爪が剥がれることがあります。

  • 特定の疾患や薬剤の影響

    • 乾癬(かんせん)などの皮膚疾患

    • 一部の薬剤の副作用

    • 血行障害

  • 栄養不足

    • 稀なケースですが、特定の栄養素の不足が爪の健康に影響を与えることもあります。

ご自身で原因が特定できる場合もありますが、もし原因が分からない、または繰り返し剥がれてしまう場合は、一度専門医に相談することをおすすめします。


まとめ:大切なのは「無理しない」こと

足の爪が剥がれても、軽症であればご自宅でのケアで回復することもあります。しかし、少しでも不安を感じたり、症状が悪化するようであれば、迷わずに医療機関を受診してくださいね。無理をせず、ご自身の身体を大切にすることが一番です。

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