内定者懇親会を欠席すると不利になる?内定取り消しや入社後の影響を人事の視点で解説
「内定者懇親会」の案内が届き、参加するかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか。「行きたくないけれど、欠席したら内定を取り消されるかも……」「入社後に冷遇されたらどうしよう」と、不安やプレッシャーを感じてしまうのは無理もありません。 実際のところ、企業側は欠席する内定者をどのように見ているのでしょうか。この記事では、人事担当者の視点から、内定者懇親会を欠席することによる「リアルな影響」を徹底解説します。 結論から言えば、 欠席だけで不利になることはありません。 安心して読み進めてください。 1. 内定者懇親会の欠席で「内定取り消し」はあるのか? 最も大きな不安である「内定取り消し」についてですが、 懇親会に出ないという理由だけで内定が取り消されることは100%ありません。 内定(採用内定)が出た時点で、学生と企業の間には「始期付解約権留保付労働契約」という労働契約が成立しています。企業が内定を取り消すには、客観的に合理的で社会通念上相当な理由(重大な経歴詐称や、卒業できなかった場合など)が必要です。 「親睦会に来なかった」という理由は、法的に内定を取り消す根拠には全く成り得ません。 2. 人事の本音:欠席者をどう評価している? 企業の人事担当者は、欠席者に対してどのような印象を抱くのでしょうか。現場のリアルな視点をお伝えします。 連絡さえあれば「全く気にしない」 人事は、学生が学業やアルバイト、帰省などで忙しいことを十分に理解しています。正当な理由があり、事前に丁寧な連絡をくれる学生に対して、評価を下げるようなことはしません。「しっかり連絡ができる、マナーのある学生だ」と、むしろプラスの印象を持つことさえあります。 懸念するのは「入社意欲の低下」 唯一人事が気にするのは、「もしかして他社に決めて、内定辞退を考えているのかな?」という点です。もしその企業に入社する意思があるのなら、欠席の連絡とともに「入社を楽しみにしております」といった一言を添えるだけで、人事を安心させることができます。 3. 入社後の人間関係や配属への影響は? 「入社式で自分だけ浮いてしまうのでは?」という不安についても、過度に心配する必要はありません。 配属先への影響 配属先は通常、本人の適性や事業計画に基づいて決定されます。数時間の懇親会の出席有無で、数年単位のキャリアが決まる配属先が左...