18金1gってどれくらいの価値? 相場と実際の量感をわかりやすく解説!
「18金1gって、一体どれくらいの価値があるんだろう?」「実際に手にとったら、どんなサイズ感なんだろう?」
そう思われたことはありませんか? 18金はジュエリーや資産として非常に人気の高い素材ですが、その価値や量感については意外と知られていないことも多いですよね。
この記事では、18金1gの基本的な情報から、価格相場の調べ方、そして実際の生活でイメージしやすい「どれくらいの量」なのかを、やさしく解説していきます。
18金(K18)ってどんな金?
まず、「18金」とは何かを簡単にご説明しましょう。
金は非常に柔らかい金属なので、そのままではジュエリーなどの加工には不向きです。そこで、銅や銀、パラジウムなどの他の金属を混ぜて強度を高めます。この混ぜられた金の純度を示すのが「K(カラット)」という単位です。
純金(K24):金が99.99%以上含まれている、最も純度の高い金です。
18金(K18):金が**75%**含まれており、残りの25%が他の金属(割金)でできています。
つまり、18金は「金が75%含まれている合金」ということになります。割金を混ぜることで、純金よりも強度が増し、傷つきにくく、また色味のバリエーションも増えるため、ジュエリーとして非常に人気が高いのです。
「なぜ18金なの?」という疑問を持つ方もいるかもしれませんが、これは24分率で純度を表すためです。24分の18が金なので、18金と呼ばれるのですね。
18金1gの価格はどれくらい?
18金1gの価格は、国際的な金の取引価格(ドル建て)と為替レート(円/ドル)、そして市場の需要と供給によって毎日変動します。また、買取店や販売店によっても多少の差があります。
具体的な価格を知るには、以下の方法で「今日の18金買取価格」をチェックするのが一番です。
大手貴金属店のウェブサイトを確認する:田中貴金属工業や三菱マテリアルといった大手貴金属メーカーのウェブサイトでは、毎日最新の金やプラチナの小売価格・買取価格が公開されています。これらが相場を知る上で非常に参考になります。
買取専門店のウェブサイトを確認する:金の買取を専門としているお店のウェブサイトでも、その日の買取価格が掲載されています。
ニュースサイトや経済情報サイト:主要なニュースサイトの経済欄や、貴金属専門のニュースサイトでも日々の金相場が更新されています。
【ポイント】
「18金 1g 相場」や「金 1g 今日」といったキーワードで検索すると、最新の情報にたどり着きやすいでしょう。グラフで過去の推移を見られるサイトもありますので、参考にしてみてください。
18金1gってどれくらいの量感? 身近なもので例えると…
「1g」と聞いても、ピンとこない方も多いかもしれませんね。18金1gが実際にどれくらいの量なのか、身近なものでイメージしてみましょう。
一円玉の重さ:一円玉1枚がちょうど1gです。
ただし、金の比重(密度)は一円玉の素材であるアルミニウムよりもはるかに重いため、同じ1gでも金の方がはるかに小さく、ずっしりとした塊になります。
指輪やネックレスのパーツ:
細いチェーンネックレスの非常に短い部分:例えば、細めのK18ネックレスであれば、チェーンのほんの数センチ分で1g程度になることがあります。
小ぶりのペンダントトップ:シンプルなデザインの小さなペンダントトップなら、1gに満たないものも多いですが、少しボリュームがあるもので1g前後になることもあります。
華奢な指輪:シンプルな細身のK18リングだと、1gに満たないものも多いです。1gだと、ごく細いリングの片方、あるいはピンキーリングのようなサイズ感をイメージすると良いでしょう。
つまり、18金1gは、非常に小さくて軽い(しかし密度が高いのでずっしり感がある)貴金属の塊と言えます。普段見かけるようなボリュームのあるネックレスや指輪は、もっと多くの金が使われていることがほとんどです。
金の純度が異なる理由と選び方
「10金と18金、どっちがいいの?」という疑問もよく聞かれます。
10金(K10):金が約42%含まれています。
特徴:18金よりも割金が多く含まれているため、硬度が高く、傷つきにくい傾向があります。また、金の含有量が少ない分、価格も18金より安価です。色味も18金より薄く感じられることがあります。
向いている人:普段使いで傷が気になる方、リーズナブルに金のジュエリーを楽しみたい方。
18金(K18):金が75%含まれています。
特徴:金本来の輝きや色味が美しく、金属アレルギーを起こしにくいとされています(ただし、割金にアレルギー反応が出る場合もあります)。純金に近い高級感があります。
向いている人:上質感を求める方、長く愛用したいジュエリーを探している方、ある程度の資産性を意識する方。
どちらが良いかは、予算、デザイン、使用頻度、金属アレルギーの有無など、個人の重視するポイントによって異なります。
まとめ:18金1gは小さくても価値あるもの!
18金1gは、見た目にはとても小さな量かもしれませんが、その中には75%もの純金が含まれており、国際的な相場に基づいて日々価値が変動する、とても貴重な金属です。
ジュエリーを売却する際や、純粋な資産として金を考える際に、この1gあたりの価値を把握しておくことは非常に重要です。最新の価格を確認しつつ、ご自身の18金製品の価値をぜひ見極めてみてくださいね。