花粉症で目がカユい!そんな時は何科に行けばいい?


春の訪れと共にやってくる花粉症。鼻水やクシャミだけでなく、「目がカユい!」という症状に悩まされている方も多いのではないでしょうか。目がカユいと、集中できないし、見た目も気になりますよね。

「この目のカユみ、何科に行けばいいんだろう?」と迷ってしまう方もいるかもしれません。今回は、そんな皆さんの疑問にお答えします!

目がカユい花粉症、基本的には「眼科」へ!

花粉症で目がカユい、充血する、涙が出るなどの目の症状がメインの場合は、まず眼科を受診するのが最もおすすめです。

眼科では、目の症状を詳しく診てくれます。花粉によるアレルギー性の結膜炎(アユミを引き起こす目の炎症)なのか、それとも他の原因があるのかを正確に診断してくれます。

アレルギーの程度に合わせて、適切な目薬を処方してもらえるのが大きなメリットです。市販薬で様子を見ることもできますが、症状がひどい場合や、お子さんの場合は特に、専門医に診てもらうのが安心ですよ。

「耳鼻咽喉科」も選択肢の一つ!

「鼻水もクシャミもひどいし、目もカユい!」というように、鼻と目の両方に症状が出ている場合は、耳鼻咽喉科を受診するのも良い選択肢です。

耳鼻咽喉科では、花粉症全体の症状を診て、鼻の症状を和らげる飲み薬や、症状によっては目薬も処方してくれることがあります。最近では、アレルギー性鼻炎の治療と同時に、目の症状も考慮してくれる耳鼻咽喉科も増えています。

どんな時に「両方」受診するの?

もし、目の症状が特にひどく、耳鼻咽喉科で処方された目薬ではあまり改善が見られない場合は、耳鼻咽喉科と眼科の両方を受診することも検討しましょう。

それぞれの専門家が、より専門的な視点から症状を診てくれるため、より効果的な治療に繋がる可能性があります。

なぜ花粉症で目がカユくなるの?

そもそも、なぜ花粉症で目がカユくなるのでしょうか?

これは、花粉が目の中に入り込み、目の粘膜にある「肥満細胞」という細胞を刺激することで起こります。刺激された肥満細胞から、ヒスタミンなどの化学物質が放出され、これが目のカユみや充血、涙などのアレルギー症状を引き起こすのです。

アレルギー反応は、体に花粉が入ってきた時に「異物だ!」と判断して過剰に反応してしまうことで起こります。

目がかゆい時の応急処置と注意点

病院に行くまでの間や、カユみが軽いうちにできる対処法もいくつかご紹介します。

  • 目を洗わない!: カユいからといって、ゴシゴシこすったり、水道水で洗い流したりするのはやめましょう。目を傷つけたり、症状を悪化させたりする可能性があります。

  • 人工涙液や防腐剤フリーの目薬: 目に入った花粉を洗い流す目的で、防腐剤が入っていない人工涙液の目薬を使うのは良いでしょう。ただし、アレルギー症状を抑える効果はありません。

  • 花粉対策をしっかり: メガネやゴーグルを着用したり、帽子をかぶったりして、物理的に花粉が目に入るのを防ぐことが大切です。

  • メイクを控える: 目元への刺激を減らすため、花粉症の時期はアイメイクを控えるのがおすすめです。

  • 冷やす: 濡らした清潔なタオルなどでまぶたを優しく冷やすと、一時的にカユみが和らぐことがあります。

市販薬で様子を見るのはアリ?

ドラッグストアには、花粉症の目薬がたくさん並んでいますよね。軽度のカユみであれば、市販のアレルギー用目薬を試してみるのも良いでしょう。

ただし、市販薬は症状が軽い場合に限られます。症状が改善しない場合や、お子さんの場合は、迷わず医療機関を受診してください。自己判断で市販薬を使い続けると、症状が悪化したり、適切な治療の機会を逃してしまうこともあります。

まとめ:目のカユみは専門医に相談がベスト!

花粉症で目がカユい時は、眼科を受診するのが最も確実で効果的な対処法です。鼻の症状もひどい場合は、耳鼻咽喉科も選択肢になります。

大切なのは、症状を我慢せずに早めに専門医に相談すること。適切な治療を受けることで、つらい花粉症の季節も少しでも快適に過ごせるはずです。


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