怖くて魅力的!ジョーカーメイクのやり方と道具を徹底解説
ハロウィンやコスプレイベントで、ひときわ存在感を放つキャラクターといえば「ジョーカー」!特に映画『ジョーカー』で話題になったアーサー・フレックのメイクは、リアルで陰鬱な雰囲気が多くの人々を魅了しました。
「難しそう…」と感じるかもしれませんが、実は基本的なポイントを押さえれば、誰でも本格的なジョーカーメイクに挑戦できます。この記事では、ジョーカーメイクの基本的なやり方と必要な道具、そしてリアルに仕上げるためのコツを分かりやすく解説していきます。さあ、あなたも狂気と哀愁を秘めたジョーカーになりきってみませんか?
ジョーカーメイクの基本ポイントは「白」と「滲み」
ジョーカーメイクをリアルに再現するための鍵は、以下の3つの要素です。
- 不健康なほどの真っ白な肌: 元気な肌色ではなく、病的なまでの青白い肌が特徴です。
- 不気味に広がる笑顔: 口角が極端に吊り上がり、血のような赤が印象的です。
- 目の周りの青いメイク: 悲しみや狂気をはらんだ独特の青が、目に深みを与えます。
- 「滲み」と「汚し」: 丁寧に塗るだけでなく、敢えて汚したり、滲ませたりすることで、生活感や狂気がにじみ出るリアルさを演出します。
これらのポイントを踏まえ、必要な道具と手順を見ていきましょう。
用意する道具リスト
本格的なジョーカーメイクに必要な道具はこちらです。ドラッグストアや100円ショップ、バラエティショップなどで揃えられます。
- 白いフェイスペイント/ドーラン: 顔全体を覆うため、たっぷり使えるものを選びましょう。ファンデーションよりカバー力のあるものがおすすめです。
- 赤いリップライナーまたはリップスティック: 口元を描く用。鮮やかな赤を選びましょう。リキッドタイプだとよりリアルな血のような質感を出しやすいです。
- 青いアイライナーまたはアイシャドウ: 目の周りを塗る用。水で溶いて使うフェイスペイントタイプもおすすめです。
- 黒いアイライナー(ペンシル・リキッド両方あると便利): 目元や鼻の頭を強調する用。
- フェイスパウダー(白またはクリア): メイクの定着とテカリ防止に。
- メイクスポンジ/パフ: 白いフェイスペイントを均一に塗るため。
- 細いメイクブラシ: 目の周りや口元の細かいラインを描くため。
- ぼかし用ブラシ/綿棒: 色をぼかしたり、滲ませたりする用。
- ティッシュ/ウェットティッシュ: 拭き取りや調整用。
- ヘアスプレー(任意): 髪の色を緑にする場合。
- 緑色のヘアカラースプレー(任意): 髪の色を緑にする場合。
ジョーカーメイクのやり方:簡単リアルなステップ
それでは、具体的なメイクの手順を見ていきましょう。焦らず、楽しみながら進めるのがコツです!
ステップ1:肌を真っ白にする
- 洗顔後、化粧水などで肌を整えます。
- 白いフェイスペイントやドーランを、メイクスポンジを使って顔全体に塗っていきます。
- ポイント: ムラにならないよう、均一に薄く伸ばすのがコツです。首や耳も塗ると、よりリアルさが増します。
- リアル度UP: 不健康な印象を出すため、少し青みがかった白を選ぶか、ごく少量の青い絵の具を混ぜてみても良いでしょう。
- 白いフェイスパウダーで軽く抑え、メイクを定着させます。これにより、マットな質感になり、テカリを抑えられます。
ステップ2:悲しみと狂気の青い目元を作る
- 青いアイライナーやフェイスペイントを使い、目の周りに大胆に青いラインを引いていきます。
- ポイント: 目尻を少し跳ね上げるように描くと、より狂気的な印象になります。
- 引いた青いラインを、ぼかし用ブラシや綿棒、または指で軽く叩くようにして、少し滲ませたり、ムラを作ったりします。
- リアル度UP: まるで涙が乾いた跡のように、下まぶたの部分を特に滲ませるのがリアルさを出すコツです。
ステップ3:不気味な笑顔の口元を描く
- 赤いリップライナーまたはリップスティックで、口角を大きく吊り上げて描きます。
- ポイント: 唇の本来のラインよりも、頬の方まで大胆に伸ばし、口が裂けたようなイメージで描きます。
- リアル度UP: ただ塗るだけでなく、少しガタガタさせたり、わざと血が垂れたように縦に線を引いたりすると、より不気味さが増します。リキッドルージュを使うと、より生々しい血のような質感を表現できます。
- 口の中の歯や歯茎の部分を避けて、しっかりと赤色を塗ります。
ステップ4:表情を際立たせる細部のメイク
- 眉毛: ジョーカーは眉毛が見えないことが多いので、白いフェイスペイントで眉毛を消すか、透明のアイブロウジェルなどでしっかりと固めてから白いペイントを重ねると良いでしょう。
- 鼻の頭: 黒いアイライナーで、鼻の頭に小さく、しかし存在感のある黒い点を描きます。これは、ピエロの特徴的な部分です。
- 頬の傷(任意): 映画『ダークナイト』版のジョーカーを再現するなら、口角から頬にかけて、黒や赤で切り裂かれたような傷を描き加えるとさらにリアルになります。
ステップ5:髪型と仕上げ
- 髪の色: 緑色のヘアカラースプレーがあれば、髪を緑に染めると完璧です。なければ、ワックスなどで適当にセットし、無造作な感じを出すだけでも十分です。
- 衣装: ボロボロのスーツや、キャラクターに合わせた衣装を着用すれば、完成度が高まります。
メイク落としの注意点
フェイスペイントやドーランは、通常のクレンジングだけでは落ちにくいことがあります。
- ポイントメイク落とし: まずはアイメイクやリップを専用のリムーバーで丁寧に落としましょう。
- オイルクレンジング: 白いフェイスペイントは、油性のクレンジングオイルで優しくマッサージするように馴染ませると落ちやすいです。
- 洗顔: 最後に普段お使いの洗顔料で丁寧に洗い流しましょう。
肌に負担をかけないよう、優しく丁寧に落とすことが大切です。
まとめ:あなただけのジョーカーを演じよう!
ジョーカーメイクは、ただ顔を塗るだけでなく、そのキャラクターの背景にある「狂気」や「悲しみ」といった感情を表現することが重要です。
今回ご紹介したやり方や道具、コツを参考に、ぜひあなたなりのジョーカーを表現してみてください。鏡に向かって表情を作りながらメイクを進めると、よりキャラクターに入り込むことができ、完成度も高まるでしょう。今年のイベントは、あなたが主役のジョーカーで、周りの人々を魅了してみませんか?