楽天・SBI証券のクレカ積立設定を変更する際の落とし穴!締切日を過ぎるとどうなる?【新NISA対応版】
「新NISAの積立額を増やしたい」「カードを変更したい」と思って手続きをしたのに、翌月の買付に反映されていなかった……。そんな経験はありませんか?
特に楽天証券やSBI証券などの人気ネット証券で**「クレジットカード決済」**を利用している場合、現金決済とは異なる独自のルールが存在します。
設定の締切日をたった1日過ぎるだけで、反映が丸1ヶ月遅れてしまう「クレカ積立の落とし穴」について、具体的なスケジュールと対処法を徹底解説します。
結論:締切日を過ぎると「翌々月」からの反映になる
クレジットカード積立において、設定の締切日を過ぎてから変更手続きを行った場合、次回の買付は「変更前の内容」で行われ、新しい設定が反映されるのは「翌々月」からとなります。
現金決済(証券口座の残高から引き落とし)の場合は、買付日の数日前まで変更を受け付けてくれることが多いですが、クレカ積立はカード会社とのデータ連携が必要なため、締め切りが非常に早く設定されています。
主要2大証券の「設定締切日」をチェック
自分が利用している証券会社のデッドラインを正確に把握しておきましょう。
1. 楽天証券(楽天カード決済)
設定締切日:毎月12日
買付日:翌月1日、8日、12日のいずれか(設定時期による)
楽天証券の場合、毎月12日までに設定を完了させれば、翌月の買付分から新しい金額や銘柄が適用されます。13日になってしまうと、反映は再来月まで持ち越しとなります。
2. SBI証券(三井住友カード等)
設定締切日:毎月10日
買付日:翌月1日(※休業日の場合は翌営業日)
SBI証券も同様に、毎月10日が大きな境目です。特に新NISA開始後は、ポイント付与率の改定などに伴う設定変更が増えていますが、10日を過ぎると翌月の発注には間に合いません。
締切日に間に合わなかった時の「3つの落とし穴」
単に反映が遅れるだけでなく、以下のような実害が発生する可能性があるため注意が必要です。
① 非課税枠を使い切れないリスク
「今年の非課税枠が余っているから、12月分でまとめて増額しよう」と思っても、11月の締切日を過ぎてしまうと、年内の枠を使い切ることができなくなります。特に年末の設定変更は、11月の締切日が「年内最終チャンス」となるケースが多いです。
② 意図しない「旧金額」での引き落とし
家計が苦しく、積立額を減らしたかったのに間に合わなかった場合、翌月も旧金額(高い金額)でカード決済が行われてしまいます。カードの支払日に残高不足にならないよう、家計管理に注意が必要です。
③ ポイント還元率の変動
カードのランクアップや切り替えに伴う変更の場合、古いカード情報のままだとポイントが正しく付与されない、あるいは還元率が低いままになってしまうことがあります。
間に合わなかった時のリカバリー方法
もし締切日を過ぎてしまったけれど、どうしても翌月の投資額を調整したい場合は、以下の方法を検討してください。
「現金決済」でスポット購入する: クレカ積立の変更が間に合わなくても、証券口座に入金して「スポット購入(注文)」を行えば、実質的にその月の投資額を増やすことができます。
「ボーナス設定」を利用する(SBI証券など): 特定の月に積立額を上乗せできる機能を使い、反映が遅れた分を後からカバーすることも可能です。
積立指定日をずらす(現金決済のみ): クレカは日付固定ですが、現金決済なら月の後半に買付日を設定し直すことで、当月中の買付に間に合わせることができる場合があります。
まとめ:設定変更は「毎月1桁の日」に済ませるのが鉄則
クレカ積立は非常に便利でポイントも貯まりますが、**「変更の小回りが効きにくい」**という唯一の弱点があります。
楽天証券ユーザーは「12日」
SBI証券ユーザーは「10日」
この日付をスマートフォンのリマインダーに登録しておくか、あるいは**「設定変更を思い立ったら、その場ですぐスマホで手続きを完了させる」**習慣をつけるのが、失敗を防ぐ最も確実な方法です。
新NISAの非課税枠を無駄なく、そしてストレスなく活用するために、まずは現在の自分の設定状況と、次回反映日を確認してみてください。
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