PayPalの本人確認(KYC)のやり方ガイド!必要書類と審査時間を解説
世界中で利用されているオンライン決済サービス「PayPal(ペイパル)」。便利なサービスですが、一定金額以上の送金や受け取り、また銀行口座への引き出しを行うには「本人確認(KYC)」が必須となります。
「手続きが難しそう」「何日くらいかかるの?」と不安に思っている方も多いのではないでしょうか。実は、スマートフォンのカメラを使ったオンライン本人確認(eKYC)の登場により、以前よりも格段にスムーズに手続きができるようになっています。
この記事では、PayPalの本人確認に必要な書類から、具体的な手順、審査にかかる時間までを分かりやすく解説します。
なぜPayPalで本人確認が必要なの?
PayPalで本人確認が求められるのは、日本の「犯罪による収益移転防止法」という法律に基づいています。これは、マネーロンダリング(資金洗浄)やテロ資金供与を防止するための重要な手続きです。
本人確認を完了させることで、以下の制限が解除されます。
1回あたり10万円を超える支払いや送金
海外への送金および受け取り
PayPal残高を銀行口座へ引き出す機能
制限がかかったままだと「いざという時に使えない」といったトラブルになりかねないため、早めに済ませておくのが賢明です。
本人確認に必要な書類は?(個人・個人事業主)
手続きには「顔写真付き」の公的書類が必要です。現在、オンラインで完結するeKYCでは以下の書類が推奨されています。
1. オンライン本人確認(eKYC)で使える書類(いずれか1点)
運転免許証
マイナンバーカード(個人番号カード)
在留カード(外国籍の方)
運転経歴証明書
2. 書類アップロードによる本人確認(補助書類が必要な場合)
オンラインでの自動認証がうまくいかない場合や、特定の条件下では以下の書類をアップロードし、後日郵送される暗証番号を受け取る方法があります。
パスポート(日本国発行のもの)
住民基本台帳カード
健康保険証 + 補助書類(公共料金の領収書や住民票の写しなど)
※マイナンバーの「通知カード」は本人確認書類として使用できないので注意しましょう。
ステップ別:本人確認の具体的なやり方
手続きはパソコンのブラウザ、またはスマートフォンのブラウザから行います。
ステップ1:ログインして設定を開く
PayPalのアカウントにログインし、画面右上にある「設定(歯車アイコン)」をクリックします。
ステップ2:本人確認メニューを選択
アカウント設定の中から「本人確認」の項目を探し、「本人確認手続きを開始する」をクリックします。
ステップ3:書類の撮影と顔認証(eKYCの場合)
スマートフォンのカメラを使用して、指示通りに本人確認書類の「表面」「裏面」「厚み」を撮影します。その後、自身の顔をカメラに写し、瞬きや顔の向きを変えるなどの動作認証を行います。
ステップ4:基本情報の入力
氏名、住所、生年月日、利用目的などを入力します。ここで入力する情報は、必ず提出した書類の記載内容と完全に一致させてください。
審査時間はどれくらい?いつ終わる?
「すぐに使いたい」という方にとって気になるのが審査時間です。
オンライン本人確認(eKYC):最短当日〜3営業日程度
スムーズにいけば、申請から数時間以内に完了通知が届くこともあります。
書類アップロード + 郵送確認:約1週間〜2週間以上
書類の確認後にPayPalから「暗証番号(コード)」が記載されたハガキが届きます。そのコードを画面上で入力して初めて完了となるため、時間がかかります。
大型連休や申請が混み合っている時期は、通常よりも数日遅れる可能性があるため、余裕を持って申請することをおすすめします。
手続きで失敗しないための注意点
「審査に落ちた」「なかなか終わらない」という場合に多い原因がこちらです。
住所の表記ゆれ: 書類が「1-2-3」なのに、PayPal登録が「1丁目2番3号」だと不一致とみなされることがあります。
画像の不鮮明: 光の反射で文字が読めない、指で文字が隠れているといったケースは再提出になります。
有効期限切れ: 運転免許証などの期限が切れていないか、必ず確認しましょう。
まとめ
PayPalの本人確認(KYC)は、一度済ませてしまえばその後は自由に全ての機能を使えるようになります。
運転免許証やマイナンバーカードを用意する
スマホのカメラでeKYC(オンライン確認)を行う
住所表記を書類と一言一句合わせる
この3点を守れば、驚くほどスムーズに完了します。海外との取引や高額決済を予定している方は、今すぐチェックしてみてくださいね。
次は、本人確認が完了した後の「安全なパスワード設定」や「2段階認証」の見直しも一緒に行ってみてはいかがでしょうか?