富士山ナンバー交付開始!対象地域や手続き、図柄入りナンバーの特徴まとめ
車を所有する喜びの一つに、ナンバープレートへのこだわりがあります。中でも、静岡県と山梨県にまたがる富士山麓地域で導入された「富士山ナンバー」は、その圧倒的な知名度と郷土愛を象徴する存在として高い人気を誇っています。
地域振興や観光PRを目的として誕生したこのナンバープレートは、複数県にまたがる「ご当地ナンバー」として日本初の試みとなり、大きな注目を集めました。本記事では、富士山ナンバーの対象地域、手続きの流れ、そして近年話題の「図柄入り」デザインの魅力について徹底解説します。
1. 富士山ナンバーとは?その成り立ちと特徴
富士山ナンバーは、日本の象徴である富士山を囲む静岡県と山梨県の自治体が協力して実現した、地域振興型のナンバープレートです。走行するだけで地域の魅力を全国に発信する「走る広告塔」としての役割を担っています。
導入の背景
通常、ナンバープレートは運輸支局の管轄ごとに決まりますが、富士山ナンバーは行政の枠組みを超え、富士山を共有する「富士山麓」という一つのアイデンティティを表現するために特例として認められました。
対象となる地域
富士山ナンバーを装着できるのは、以下の自治体に車庫証明(使用の本拠)がある車両に限られます。
静岡県側: 富士宮市、富士市、御殿場市、裾野市、駿東郡小山町
山梨県側: 富士吉田市、南都留郡(富士河口湖町、西桂町、忍野村、山中湖村、鳴沢村、道志村)
2. 交付開始日と手続き方法
富士山ナンバーの歴史と、実際に自分の車に装着するための手順を確認しましょう。
交付の歴史
通常版の交付開始: 平成20年11月4日
図柄入り版の導入: 平成30年10月1日
手続きの流れ
新規に車を購入する場合はもちろん、現在お乗りの車のナンバーを「富士山」に変更することも可能です。
希望番号の予約: インターネット(希望番号申込サービス)または窓口で、富士山ナンバーとしての希望番号を予約します。
手数料の支払い: 予約完了後、交付手数料(図柄入りや記念版は価格が異なります)を支払います。
書類の準備と届出: 車検証や印鑑など必要書類を揃え、管轄の運輸支局(静岡県は沼津、山梨県は山梨)にて手続きを行います。
プレートの交付: 古いプレートと引き換えに、新しい富士山ナンバーを受け取り、封印(普通車の場合)を行って完了です。
3. 図柄入り富士山ナンバーの大きな魅力
平成30年から導入された「地方版図柄入りナンバープレート」は、デザイン性の高さから非常に高い普及率を誇っています。
静岡・山梨で異なるデザイン
実は、富士山ナンバーの図柄は静岡県側と山梨県側でデザインが異なります。
静岡県版: 雄大な富士山を背景に、静岡の豊かな自然をイメージした美しいグラデーションが特徴です。
山梨県版: 葛飾北斎の「赤富士」をモチーフにしたような、力強く情緒溢れるデザインが採用されています。
寄付金による地域貢献
フルカラーの図柄入りナンバーを選択する際、1,000円以上の寄付金を支払うことができます。この寄付金は、地域の交通改善や観光振興、環境保全活動に充てられるため、装着すること自体が地域への直接的な貢献につながります。
4. 富士山ナンバーを選ぶ3つのメリット
① 圧倒的な知名度とステータス
富士山は日本一の山であり、その名前が入ったナンバーは全国どこへ行っても一目で「富士山の麓から来た」ことが伝わります。旅先での話題作りにも一役買います。
② 郷土愛の表現
地元を愛する気持ちを、車を通じて自然にアピールできます。特に図柄入りは、風景そのものを身に纏うような特別感があり、所有する満足感を高めてくれます。
③ 希少性のある“跨ぎ”ナンバー
二つの県が共同で運用しているナンバーは全国的にも珍しく、そのユニークな成り立ち自体が所有者のこだわりを感じさせます。
5. まとめ:富士山と共に走る新しいカーライフ
富士山ナンバーは、単なる識別番号を超えた、地域と所有者を結ぶ大切なシンボルです。
交付開始: 平成20年から続く、信頼と実績のご当地ナンバー
地域: 静岡・山梨の富士山麓12市町村が対象
注目: 平成30年からは、より華やかな図柄入りも選択可能
対象地域にお住まいの方や、これから移住・新規登録を予定されている方は、ぜひ富士山ナンバーを検討してみてください。雄大な富士山を背負って走る快感は、毎日のドライブをより特別なものに変えてくれるはずです。