🚢✈️ 中国輸入の鬼門?「通関手続中」が長い理由と2回表示されるカラクリ


中国からの輸入貨物で追跡ステータスが**「通関手続中」のまま動かず、さらに2回表示**されて不安になるケースは少なくありません。

通関手続きは、通常であれば数時間〜1日程度で完了することが多いのですが、中国からの荷物は物流の特殊性検査の厳しさから、しばしば予想以上に長い時間を要することがあります。

特に「通関手続中」が2回以上表示される場合は、何らかの問題が発生し、追加の確認や検査が行われている可能性が高いです。

ここでは、中国輸入における通関手続きが長引く主な理由と、「通関手続中」が2回表示されるカラクリ、そして対処法を解説します。


⏳ 「通関手続中」が長引く5つの主な原因

通関手続きにかかる日数は、船便か航空便かによって異なりますが、問題がなければ航空便で半日〜1日海上貨物(船便)で2〜3日程度が目安です。これよりも長い場合は、以下の原因が考えられます。

1. 🗓️ 祝日・繁忙期と重なっている

  • 中国側の祝日:特に**春節(旧正月)国慶節(10月上旬)**は、中国の物流全体がストップするため、手続きが大幅に遅れます。

  • 日本の祝日・週末:国際交換局(郵便物)や税関は土日祝も稼働していますが、検査体制が縮小されることがあり、手続きが停滞しやすくなります。

  • 繁忙期:年末年始(クリスマス商戦)、大型連休前などは荷物量が急増するため、通関に時間がかかります。

2. 📝 書類(インボイス)の不備・記載ミス

  • 商品名や価格の記載不備:インボイス(仕入書)に記載された商品名や価格が不明確だったり、実際の荷物と相違があったりする場合、税関が正確な関税評価を行えず、手続きが止まります。

  • 個人輸入とみなされる:事業用であるにもかかわらず、記載内容から個人利用と判断され、手続きが複雑化することもあります。

3. 🛡️ 厳しい税関検査(二次検査)の対象になっている

税関は、すべての荷物の中からランダムまたは危険性の高いものを抽出して検査を行います。

  • 輸入禁止品・規制品の疑い:食品、医療機器、特定の化学物質、ワシントン条約対象品、偽ブランド品など、輸入に許可や承認が必要な品物が含まれている疑いがある場合、厳格な検査(開披検査など)が行われます。

  • 税関での判断が難しい品物:課税対象の判断が難しい場合や、複雑な構造を持つ品物の場合、審査に時間を要します。

4. 💰 関税・消費税の納付が必要

荷物が課税対象となる場合、税金が確定するまで手続きが一旦ストップします。受取人に**「国際郵便物課税通知書」**が届き、税金を納付した後に通関が再開されます。

5. 📦 輸送手段による違い

**海上貨物(船便)**は、一度に大量の貨物を運ぶため、コンテナの積み下ろしや保税地域への搬入作業だけでも時間を要し、航空貨物に比べて全体的に手続きが長くなります。


🔄 「通関手続中」が2回表示されるカラクリ

追跡ステータスが「通関手続中」から「国際交換局から発送」などに変わらず、再度「通関手続中」に戻ったり、同じステータスが長時間続いたりする場合、荷物が二次的な検査確認待ちの状態にあることを示しています。

主な原因は以下の2点です。

1. 🚩 一次審査で「要注意」とフラグが立った

最初の簡易審査で、以下のような理由から「要確認」のフラグが立ち、荷物が一時保留になった状態です。

  • 申告価格が安すぎる(過少申告の疑い)

  • 荷姿から内容物が正確に判断できない

  • 規制対象品目である可能性

2. 🔎 二次検査(詳細検査)の実施

一次審査の保留理由に基づき、**税関職員による開披検査(荷物を開けて中身を確認)**や、関係省庁への問い合わせなど、より詳細な審査が行われている段階です。

特に偽ブランド品の疑いや、複雑な規制対象品の場合、この二次検査に数日〜1週間以上かかることも珍しくありません。この間、ステータスは「通関手続中」のままとなります。

✅ 長い通関手続きを回避・短縮する対策

  • 繁忙期を避ける:春節や国慶節、年末年始直前の時期の輸入は避けるか、大幅に余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

  • インボイスを正確に記載:商品名、数量、単価、合計額を具体的に、正確に記載します。特に偽ブランドと疑われやすいロゴやブランド名を想起させるような表記は避けましょう。

  • 輸入規制品を入れない:輸入規制がかかる品物(食品、化粧品、電気製品など)を扱う場合は、事前に必要な許認可を取得し、通関業者にその情報を明確に伝えましょう。

📞 対処法:長く停滞したら問い合わせを

「通関手続中」のステータスが3日以上(土日祝を除く)動かない場合は、荷物が停滞している可能性が高いため、以下のいずれかに問い合わせるのが最も確実です。

  1. 利用した配送業者(EMS、DHL、FedEx、または船便のフォワーダー)

  2. 日本の郵便局(国際交換局への問い合わせ先)

  3. 管轄の税関(荷物が到着している国際交換局の所在地に基づき確認)

問い合わせる際は、追跡番号と**荷物の内容(品名、価格)**を明確に伝え、状況を確認してもらいましょう。



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