自動車保険の証券がない!そんな時でも大丈夫?車検や更新時の対処法
自動車保険に加入しているけれど、いざという時に「保険証券がない!」と焦った経験はありませんか?引越しで紛失してしまったり、どこに保管したか忘れてしまったりすることはよくあることです。特に、車検の時や事故の際に保険証券が手元にないと、どうすればいいのか不安になりますよね。
ご安心ください。現代の自動車保険では、証券がなくてもほとんどのケースで問題なく手続きができます。この記事では、自動車保険証券がない場合の対処法や、再発行の方法、そしてWeb証券のメリット・デメリットについて詳しく解説します。
自動車保険の証券がない!まず最初にやるべきこと
1. 保険会社に連絡する
保険証券を紛失してしまった場合、まず最初に行うべきことは、加入している保険会社に連絡することです。損保ジャパン、東京海上日動、三井住友海上など、どの保険会社でも電話やウェブサイトから問い合わせが可能です。
契約者の氏名や証券番号(分かれば)、車両情報などを伝えることで、契約内容を確認してもらえます。多くの場合、契約内容はデータとして残っているため、証券がない状態でも問題なく対応してもらえます。
2. 車検や事故の際の対処法
車検の場合: 以前は車検時に自動車保険証券の提示を求められることがありましたが、最近では提示を求められることはほとんどありません。自賠責保険の証明書があれば通常は大丈夫です。心配な場合は、事前に車検を依頼する業者に確認してみましょう。
事故の場合: 事故を起こしてしまった場合、保険証券が手元になくても慌てないでください。相手の連絡先や車両情報を確認し、すぐに保険会社に連絡すれば、その後の対応について指示してもらえます。
証券を再発行してもらうか、Web証券に切り替えるか
保険会社に連絡すれば、多くの場合、無料で保険証券を再発行してもらえます。
しかし、最近ではWeb証券(証券不発行)を選ぶのが一般的になりつつあります。Web証券とは、紙の保険証券を発行せず、ウェブサイト上で契約内容を確認するサービスです。
Web証券のメリットとデメリット
メリット | デメリット | |
Web証券 | 保険料が安くなる場合がある、保管の必要がない、いつでもどこでも確認できる | パソコンやスマホが苦手な人には不向き、紙の証券がないと不安に感じる人もいる |
紙の証券 | 契約内容を一目で確認できる、紙で保管できる安心感がある | 紛失するリスクがある、保管場所に困ることがある |
自動車保険の更新時や見直しの際に、Web証券への切り替えを検討してみるのも良いでしょう。特に自動車保険証券を車内に置きっぱなしにしていて紛失した経験がある方にはおすすめです。
まとめ:証券がなくても慌てず、保険会社に連絡!
自動車保険証券がないと不安になりますが、焦る必要はありません。まずは加入している保険会社に連絡して契約内容を確認しましょう。
車検や事故の際にも、保険証券が手元にないからといって困ることはほとんどありません。保険証券は、あくまでも「契約内容を証明する書類」であり、契約自体が消滅するわけではないからです。
もし不安な場合は、再発行の手続きをするか、利便性の高いWeb証券への切り替えを検討してみてください。