初詣って何回行くのが正解?2回以上はダメ?いつまでに行くべき?疑問をスッキリ解決!


新年を迎えるにあたり、多くの方が心待ちにしているのが「初詣」ですよね。新しい年の幸せや健康を願う大切な行事ですが、ふとこんな疑問が頭をよぎることはありませんか?

「初詣って、一回だけじゃなきゃダメなのかな?」

「複数回お参りする人っているの?」

「そもそも、いつまでに行くのが『初詣』なの?」

今回は、そんな初詣に関する素朴な疑問をスッキリ解決します!日本の美しい伝統行事である初詣を、もっと深く、そして自由に楽しむためのヒントをお届けします。

初詣の回数に決まりはない!2回以上参拝してもOK!

結論から言うと、初詣の回数に明確な決まりはありません。

「初詣は一度きり」と誤解している方もいらっしゃるかもしれませんが、実は2回以上、あるいは複数の神社やお寺に参拝しても、まったく問題ありません。むしろ、色々な場所にお参りすることで、より多くのご縁やご利益をいただけるという考え方もあります。

なぜ複数回参拝する人がいるの?

  • ご利益を求める: 例えば、「仕事運アップはこの神社」「金運アップはこのお寺」といったように、それぞれの場所が持つご利益に特化して複数箇所を巡る人もいます。

  • 場所を変えて気分転換: 自宅近くの氏神様・鎮守様にお参りした後、少し足を延ばして有名な神社仏閣に行くなど、気分や目的に合わせて場所を変えるのも楽しみ方の一つです。

  • 氏神様と有名どころ: 自分の住む土地の守り神である「氏神様(うじがみさま)」にまずはご挨拶し、その後に個人的な願いを携えて「有名な神社仏閣」に参拝する、という形も一般的です。氏神様へのご挨拶は、その土地での日々の安全や繁栄を願う意味合いが強いです。

  • 親戚や友人と: 家族とは別の日に、友人や親戚と一緒に別の場所に初詣に行く、というケースもあります。

このように、初詣は個人の自由な気持ちと願いを大切にする行事です。回数にとらわれず、あなたが「ここにお参りしたい」と思う場所へ、心の赴くままに足を運んでみましょう。

初詣の期間はいつまで?「松の内」を目安に!

では、初詣はいつまでに行くのが良いのでしょうか?

一般的に、初詣は元旦(1月1日)から「松の内(まつのうち)」の期間中に行くのが良いとされています。

この「松の内」とは、お正月の飾りである門松を飾っておく期間のことで、年神様が各家庭にいらっしゃる期間と考えられています。

  • 関東地方: 1月7日まで

  • 関西地方: 1月15日まで

地域によって期間が異なるのが特徴です。一般的には関東圏では1月7日、関西圏では1月15日までとされることが多いですが、最近では地域を問わず1月7日までを松の内とする風潮も広がりつつあります。

もちろん、この期間を過ぎてからお参りしても、ご利益がないわけではありません。1月中に参拝すれば「初詣」と考える方も多いですし、特に明確な決まりがあるわけではないので、ご自身の都合に合わせて訪れても大丈夫です。

なぜ「松の内」が目安なの?

松の内に年神様をお迎えし、その間に初詣をすることで、新年の福をしっかりと受け取ると考えられているためです。松の内を過ぎると、年神様がお帰りになる時期とされ、正月飾りも片付けられます。

ただし、神社仏閣は一年中開いていますので、もし松の内に間に合わなくても、焦る必要はありません。大切なのは、新しい年の始まりに、清々しい気持ちで神様仏様にご挨拶し、感謝と願いを伝えることなのです。

初詣で願いを叶えるためのポイント!

せっかく初詣に行くなら、より良い一年にするためのヒントを少しご紹介します。

  1. 感謝の気持ちを伝える: 願い事を伝える前に、まずは昨年一年の感謝の気持ちを伝えましょう。「〇〇をありがとうございました」という感謝の言葉は、神様仏様への敬意を表します。

  2. 具体的に願う: 「良い一年になりますように」だけでなく、「〇〇の資格が取れますように」「健康に過ごせますように」など、具体的に願う方が、自分の意識も高まります。

  3. 心の中で唱える: 住所や氏名を心の中で唱えてから願い事をすると、神様仏様に「誰の願いか」が伝わりやすいと言われています。

  4. お賽銭は清い気持ちで: 金額に決まりはありません。ご縁があるようにと「5円」や、二重にご縁があるようにと「25円」を入れる方もいますが、大切なのは金額よりも、清い気持ちでお供えすることです。

  5. おみくじや絵馬も楽しんで: おみくじで運勢を占ったり、絵馬に願い事を書いたりするのも、初詣の醍醐味です。結果に一喜一憂しすぎず、メッセージとして受け止め、これからの行動の参考にしましょう。

  6. 服装とマナー: 清潔感のある服装を心がけ、神社仏閣の参拝マナー(鳥居をくぐる前にお辞儀をする、手水舎で清める、二拝二拍手一拝など)を守って参拝しましょう。

まとめ:初詣は「気持ち」が一番大切!

初詣の回数や期間に明確なルールはなく、あなたが「こうしたい」と思う気持ちが最も大切です。

  • 回数は自由! 複数回行ってもOK。

  • 期間は「松の内」が目安(関東は1月7日、関西は1月15日まで)。過ぎても問題なし。

大切なのは、新年を清々しい気持ちで迎え、日頃の感謝を伝え、新しい一年への希望を胸に抱くことです。あなたのペースで、あなたらしい初詣を楽しんで、素晴らしい一年のスタートを切ってくださいね!

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