auスマホトクするプログラム「返却しない」選択の真相|25ヶ月目の判断基準と損をしない賢いルート


auで端末を購入する際、多くの方が利用する残価設定型の購入サポート「スマホトクするプログラム」や「スマホトクするプログラム+」。

2年(25ヶ月目)が近づくと、「端末を返却して新しい機種にするか、そのまま使い続けるか」という大きな選択を迫られます。

「返却しないと損をする」という噂もあれば、「使い慣れた端末だから手元に残したい」という考えもあるでしょう。結論から言うと、「返却しない=即損」とは限りません。しかし、26ヶ月目以降の支払い仕組みや条件を正しく理解していないと、意図しない負担増につながるリスクがあります。

この記事では、25ヶ月目に「返却しない」を選択した場合の具体的な料金の変化、それぞれのメリット・デメリット、そして後悔しないための判断基準を詳しく解説します。

1. 25ヶ月目に「返却しない」と何が起きる?

25ヶ月目に返却しない手続き(またはそのまま放置)を行った場合でも、違約金やペナルティが発生することはありません。ただし、免除される予定だった支払いに関するルールが切り替わります。

「最終回支払分(残価)」が自動的に24回へ再分割される

スマホトクするプログラムは、あらかじめ想定された2年後の下取り価格(残価)を最終回分として据え置き、残りの金額を23回に分けて支払う仕組みです。

  • 返却する場合:端末をauに返却することで、最終回分の支払いが免除されます。

  • 返却しない場合:最終回の残価分が、さらに24回払いに自動で再分割され、25〜48ヶ月目にかけて支払いが継続します(一括払いへの変更も可能)。

つまり、返却しない場合は「合計48回(4年間)」かけて端末代金の全額を支払う形となります。

26ヶ月目以降の月々の支払額はどう変化する?

残価の金額設定によって、26ヶ月目以降の月額負担が「変わらない」「安くなる」「上がる」のいずれかになります。

当初設定されている残価は本体価格の約3割〜5割程度です。それを24分割して支払うため、23回目までの月額分割金とほぼ同等か、機種によってはやや安く抑えられるケースが一般的です。

ただし、返却すれば支払う必要のなかった高額な残価分を払うことになるため、「実質負担額」という観点では総支払額が増加する点に注意が必要です。

2. 【徹底比較】返却する vs 返却しない

25ヶ月目のタイミングで「返却する」場合と「返却しない」場合の違いを比較一覧にまとめました。

比較項目25ヶ月目に「返却する」25ヶ月目に「返却しない」
端末代の支払い残価分(本体の約4〜5割)の支払いが免除される残価分をさらに24回で再分割して最後まで支払う
月々の負担新機種の分割金が新たにスタート旧機種の残価分割金が継続(25〜48ヶ月目)
手元の端末auへ回収される(手元に残らない)完済後は完全に自分の所有物になる
向いている人
・最新機種へ定期的に乗り換えたい


・実質負担額を最小限に抑えたい

・今の機種に満足しており長期間使い倒したい


・データ移行や設定の手間を避けたい

返却せずに使い続けたほうがお得になる条件

返却しない選択が経済的に優位となるのは、「その端末を4年以上(完済後も壊れるまで)大切に使い続ける」場合です。

2年ごとに返却して新機種へ買い替えるサイクルを繰り返すと、常に端末代の分割払いが継続します。一方、1つの端末を4年かけて完済し、5年目以降も故障なく使い続ければ、5年目以降の端末代負担は0円になります。長期利用を前提とする場合は、返却しない選択も合理的な手段となります。

3. 「スマホトクするプログラム+」利用時の注意点

新プログラム(「スマホトクするプログラム+」)で契約している場合は、返却時の条件も確認しておきましょう。

  • 特典利用料の発生:返却によって残価免除を受ける際、最大22,000円(税込)の「特典利用料」が必要となる条件が組み込まれています。

  • au買替特典による相殺:返却と同時にauで対象の新しい機種へ買い替える場合、特典利用料と同額の割引等(au買替特典)が適用され、実質負担が免除されます。

端末のみを返却して他社へ乗り換える場合などは特典利用料が発生する可能性があるため、事前に契約種別(通常の「スマホトクするプログラム」か「+」か)をチェックしておきましょう。

4. 損をしないための判断チェックリスト

25ヶ月目で迷った際は、以下の項目を順番に確認して判断することをおすすめします。

チェック1:バッテリー状態や本体の動作に不満があるか?

設定画面からバッテリーの最大容量を確認し、80%付近まで低下している場合や、日常動作に不満がある場合は「返却して新機種へ移行」が快適です。

チェック2:中古市場での買取価格が「残価」より高いか?

人気のiPhoneなど一部モデルでは、中古ショップ等での買取相場がauの設定残価を上回るケースがあります。この場合は「返却せずに買い取り店へ売却」したほうが手元に残る現金が多くなる可能性があります。

チェック3:今後の通信費・固定費をどうコントロールしたいか?

月々の支払いを極力抑えたい場合、25ヶ月目に返却したうえで、サブブランド(UQ mobile等)への移行や価格の抑えられたミドルレンジ機種への変更を行うことで、通信費全体の節約につながります。

5. まとめ:25ヶ月目の前に残高と状態を確認しよう

auの「スマホトクするプログラム」において、25ヶ月目に返却しなかったとしても自動的に残価が24回再分割されるため、急なペナルティが発生することはありません。

  • 2年周期で性能の良い端末をコストを抑えて使い回したい = 25ヶ月目に「返却」を選択

  • 同じスマホを4年以上長く使って長期的なコストを下げたい = 返却せずそのまま「継続利用」を選択

まずは「My au」へログインし、現在加入しているプログラム名と、設定されている残価(最終回支払金)の具体的な金額を確認したうえで、ご自身の利用スタイルに合わせた最適な選択を行ってください。